2015年7月18日土曜日

強いポートフォリオの作り方2

強いポートフォリオを作るには、適切な銘柄入れ替えが必要になる。
銘柄入れ替えの際、ほとんどの個人投資家は、リターンの多い銘柄から売るw
前回も書いたが、リターンが多いということは、長期的な底値で買えているのである。
入れ替えのために売るのであれば、リターンの少ない銘柄から売るのが正解なのであるw

上記の方法が、どれだけ有効なのか、自身のポートフォリオを例に解説する。
下記は2013年7月のポートフォリオである。
保有銘柄数5、取得額16,275,000円、評価額26,795,000円、評価損益率65%
その後、元本引き上げの売りと、リターンの少なかった2銘柄の入れ替えを行った。

現在のポートフォリオは以下になる。
保有銘柄数5、取得額8,369,600円、評価額19,460,600円、評価損益率133%
優良企業の成長に伴い、PBR(株価純資産倍率)1倍の価格(BPS)は、年々、騰がり続ける。
底値で買えた銘柄を残すようにすれば、自ずと強いポートフォリオができるのであるw

もし元本引き上げの売りをせず、同じ銘柄を保有し続けた場合を試算してみる。
2013年7月のポートフォリオに、現在の株価を当てはめてみる。
保有銘柄数5、取得額16,275,000円、評価額37,502,000円、評価損益率130%
あれっ、銘柄入れ替えしなくても、評価損益率はほとんど同じだったw

ただ、株価の上昇余地という点でみると、大きく異なる。
銘柄入れ替えしていなければ、5銘柄中、3銘柄がPBR1倍を超えでいる。
現在のポートフォリオは、5銘柄中、1銘柄しかPBR1倍を超えでいない。
株価の上昇余地は、現在のポートフォリオの方が大きいのであるw