2015年8月11日火曜日

銘柄を明かさない理由29

登場人物紹介
・先輩:Yの取引口座があるA証券の長期運用部門を担当する天才女性トレーダー
・後輩:先輩の後輩w
・上司:YとA証券を目の敵にするB証券のトレーダー
・担当:上司の部下w
・先生:「売り」「買い」のどちらもとれる大物相場師
・Y:運用額は小額ながら、無敗の個人投資家、当プログの管理人w

B証券会社での会話
担当 「Yが投資ファンドを始めるようです」
上司 「やはりな、業界関係者ではないかと思っていたが、どんなファンドだ」
担当 「子供ファンドといって、子供の祝い金の数十万円を運用するようです」
上司 「くだらん、自分の運用が低迷しているので、単なるネタ作りだろ」

A証券会社での会話
後輩 「先輩、Yの保有株の評価額が、年初来、最高額になりました
先輩 「先月のYの保有株ヒントで、保有株を知ったプロが買っているな」
後輩 「特に月末にヒントを出した銘柄は、今日で8連騰ですからね」
先輩 「昨日、受付から、Yから未成年口座の申し込みがあったと連絡があった」
後輩 「例の子供ファンドのですね」
先輩 「大至急、申し込み資料を送れと言っておいたので、今日には届いているだろう」
後輩 「しかし、譲渡益と配当金での元本引上げとは、考えましたね」
先輩 「もし子供ファンドが発売されてみろ、他の投資信託が売れなくなるのは確実だ」

その頃、Yは何故、こんなに早く申し込み資料が届いたのか不思議に思っていたw