2015年8月23日日曜日

ポートフォリオ診断

自身の母親の株式投資歴は、数十年である。
大きく儲けた話は聞いたことがなく、いつも塩漬け株を持っているw
先日、母親の現在のポートフォリオを聞く機会があった。
イメージ的には下記のような構成であるw

・A株 100株 保有期間20年 評価損益マイナス
・B株 200株 保有期間15年 評価損益プラス
・C株 100株 保有期間10年 評価損益マイナス
・D株 2000株 保有期間3年 評価損益プラス
・E株 2000株 保有期間0.5年 評価損益プラス

A~C株は、証券会社に勧められて買った株らしい。
D、E株は、自身が保有している株を真似して買っているw
ちなみに、全て東証第一部上場企業の株である。
しかしながら、株式投資で儲けられない人特有のポートフォリオであるw

1.資金に比較して、銘柄数が多い。
資金が少なければ分散投資ではなく、集中投資すべきである。
数百万円の資金であれば、多くても3銘柄までである。
そもそも、単元株数(100株)で購入しても、リターンはしれているw

2.保有株にマイナスがあるのに、新規銘柄を購入している。
先ずは保有株(A、C株)をプラスにする方法を考え、行動すべきである。
銘柄を増やしても、マイナスの銘柄はプラスにはならない。
新規銘柄(D、E株)を購入するくらいなら、保有株の買い増しをすべきであるw

3.評価損益がプラスになれば、売却している。
株式投資の最大のメリットである複利効果を得られていない。
評価損益がプラスになれば、保有し続けなくてはいけない。
評価損益がプラスになるということは、長期的な底値で買えているのであるw

銘柄選びは、数多くある投資手法の一つにすぎない。
投資手法が異なれば、同じ銘柄であっても、長期的なリターンは大きく異なるのであるw