2016年2月28日日曜日

4人中3人は生涯働き続ける

日本証券業協会の「証券投資による全国調査(平成27年)」の結果がある。
証券投資の必要性についての質問に対する回答は以下である。
「必要だと思う」23.7%、「必要だと思わない」75.8%
回答者の4人中3人が、必要だと思っていないのである。

回答者の中には高所得の方もいるが、極めて少数である。
以前は、働いて得た給与を貯蓄すれば、資産を増やせた。
資産が増やせたので、子どもの学費や住宅ローンの返済後にも困ることはなかった。
ところが現在は必要額は変わらないのに、貯蓄では資産は増やせなくなっている。

今、資産を増やす手段は、証券投資しかないのである。
必要だと思っているが資金不足で始められない人は、いずれ始めるので心配ない。
致命的なのは、「必要だと思わない」人である。
資産が増えない人は、働いて支出することを続ける自転車操業の状態になる。

仮に会社勤めで定年まで勤め上げたとしても、定年後も働かないとやっていけなくなる。
この先も医療技術の進歩により、長寿高齢化が進む。
当たり前だが、人はいつまでも働き続けることはできない。
病床に臥せったその日から、家計は赤字になり、いずれ破綻するのである。

証券投資は、始めてすぐに資産が増えるものではない。
証券投資により資産を増やすには、年単位の長い期間が必要になる。
しかも子どもが大きくなるにつれ、投資に回す資金を確保することが難しくなる。
証券投資をしていないのなら、できるだけ早く証券投資を始められることをオススメする。