2016年4月9日土曜日

10年間の年平均リターン検証

モーニングスターの投資ファンドリターンランキングを見た。
10年間で最も成績がよい投資ファンドは、フィディリティ・チャイナ・フォーカス。
フィディリティ・チャイナ・フォーカスの年平均リターンは10%に満たない。
自身の10年間の年平均リターンを検証してみたw

自身は2005年8月に取引口座を開設、翌9月から貯蓄と株式投資を開始した。
下図は毎年9月時点での株式評価額と投資額(元本)の推移である。
9年目に元本を引き上げたので、株式評価額は大きく減っている。
自身はマメに記録を取っていなかったため、7年目以前の額は推定であるw

10年目の9月時点の株式評価額は、約1600万円ほどだった。
300万円が10年で約1600万円になるために、必要な年平均リターンを逆算した。
下図の青が10年で、約1600万円になる複利計算のグラフである。
年平均リターンは18.3%で、フィディリティ・チャイナ・フォーカスのほぼ倍だったw

次に引き上げた元本分を、普通預金で運用していると考えてみる。
その場合、運用額は株1600万円と元本1000万円の計2600万円となる。
300万円が10年で、約2600万円になるために、必要な年平均リターンを逆算した。
下図の青が約2600万円になる複利計算のグラフで、年平均リターンは24.1%だったw

300万円が貯蓄により1000万円に増え、株式投資により約2600万円に増えた。
貯蓄だけでも、株式投資だけでも、約2600万円に増えなかった。
貯蓄と株式投資の複利効果により、8倍以上に増やせたと考えている。
初期投資額が少額だったからこそ、これだけのハイリターンを残せたのかもしれないw