2016年4月10日日曜日

理解不能な投資信託の話

自身は投資信託を購入したことは一度もない。
なぜなら、大切な資産運用を人任せにできないからである。
先日、ある投資信託の運用報告書を読んで、目が点になった。
「マイナス金利の影響を受ける銀行株は購入しませんでした」とあったw

何をいっているのか、理解不能である。
株式投資の基本は、安く買って高く売ることである。
安くなりそうだから買わないという考えは、理解不能である。
プロであるなら、「安くなった頃合を見計らって購入します」であるw

この投資信託は「投資哲学」なるものを掲げ、「守りながらふやす」としている。
「投資哲学」の中に次のような一文がある。
「企業の価値と現在の市場価値との差(割安であること)やその企業の価値が
時間と共に増加することに着目して、長期的な選別投資をします」w

いっていることは、長期投資の基本であり、全くもって正論である。
ところが実際に運用している銘柄は、PBR1倍以上の割高株ばかりである。
今年に入ってから、この投資信託にはリターンがマイナスの月があったらしい。
真の長期投資では単月でリターン0はあっても、マイナスになることはあり得ないのであるw