2016年4月8日金曜日

望月三起也先生の思い出

先日、漫画家の望月三起也先生がお亡くなりになった。
謹んで、ご冥福を申し上げたい。
自身は中学、高校時代に先生の作品にはまった。
「俺の新撰組」、「優しい鷲JJ」、「四つ葉のマック」、「ワイルド7」などである。

おそらく先生の作品で最も有名な作品は、「ワイルド7」だろう。
アウトローの白バイ警官たちが巨悪に立ち向かう作品で、数年前には実写映画化された。
数年前には、現代を舞台にした「ワイルド7R(リターンズ)」も描かれていた。
ちなみに自身の「銘柄を明かさない理由R」のRもリターンズで、真似させてもらっている。

自身が、最も印象に残っている作品は「俺の新撰組」である。
全5巻で、最後は土方歳三たちが初代局長の芹沢鴨を暗殺する場面で終わった。
当時から、先生は土方歳三が五稜郭で最後を遂げるところまで描きたいとしていた。
自身は、いつ続きが読めるのか、楽しみにしていたが叶わなかった。

結局、先生が存命中に「俺の新撰組」の続編を描くことはなかった。
自身がいつかあちらの世界へいったとき、続編を読んでやろうと思っている。
先生は桜の季節にあちらの世界に行ってしまわれた。
これから、毎年、桜を見る度に、先生の作品のことを思い出すような気がしている。