2016年5月15日日曜日

市場平均よりマイナスの投資信託

ある投資信託の運用報告書を読んだ。
1ヶ月の運用成績は、TOPIXを下回るマイナスだった。
そもそも評価損益がマイナスで売ること自体が理解不能。
しかもTOPIXを下回るマイナスとは、呆れ果ててしまうw

最も驚くべきなのが、マイナスにしたにも関わらず、反省の言葉がない。
顧客から預かった資産を、市場平均よりも減らしているのにである。
運用報告書には、強気のコメントとファンドマネージャーの笑顔の写真。
まずは顧客に謝るのが先だろうといいたいw

マイナスリターンの原因は、地震や日銀施策かのようにコメントしている。
本当のプロならば、どのような外部環境であろうがマイナスにはしない。
信じられないことに、この投資信託は、なんたら大賞を受賞しているらしい。
市場平均よりも資産を減らす投資信託が、なぜ人気なのか不思議であるw