2016年5月9日月曜日

生涯未婚率の高さに驚いた話

自身の周囲には、いい歳なのに未婚の男女が多くいる。
しかも若い頃は、結構、異性からモテたのではと思う人が多い。
どれくらい未婚が多いのか、総務省の「国勢調査(2010年)」で確認した。
生涯未婚率は、45~49歳と50~54歳未婚率の平均値で、50歳時の未婚率らしいw

男性は20.14%で5人に1人、女性は10.61%で10人に1人、あまりの高さに驚いた。
ちなみに30年前は、男性は2.60%で38人に1人、女性は4.45%で22人に1人である。
なぜ、これほどまでに生涯未婚率が高くなったのか。
どこかに答えがないか、資料を読んでみたw

答えは「若い世代で未婚・晩婚が増えている理由」にあった。
男性の1位は「経済的に余裕がないから」
女性の1位は「独身の自由さや気楽さを失いたくないから」
若い男性が経済的に余裕がないのは、当たり前であるw

結婚することで2世帯の生活費が1世帯になり、経済的に余裕ができるのである。
だが救いようがないのが「独身の自由さや気楽さを失いたくないから」だ。
最も相手を選べる時期に、自ら独身を選択、結婚できる機会を失っている。
どおりで自身の周囲に、いい歳をした未婚の男女が多いわけだと、妙に納得してしまったw