2016年5月10日火曜日

銘柄を明かさない理由R 「嗤う男」編 登場人物紹介

自身のブログでは、「銘柄を明かさない理由R」という読み物を執筆中である。
もちろん、フィクションの読み物である。
今回、執筆した「嗤う男」編(49話~67話)の登場人物を紹介させていただく。
まずは、5人の無敗の相場師「ロイヤルストレートフラッシュ」で、左から順番にご紹介するw
無敗の天然ことテン(10)
ある証券会社の女性社員で、入社以来、数々の天然ぶりを発揮してきた。
類稀なるトレーディングの才能を持つ、アルカディア初の専属社員。
「嗤う男」との仕手戦、大量の成行買いで、ストップ安だった株をストップ高にし勝利した。
小柄な小動物を連想させる容貌で、趣味はゲームとアニメという若き天才女性トレーダー。

無敗の相場師J
リーマンショック前から、株式投資を始めた無敗の個人投資家。
リーマンショック、東日本大震災の相場に買い向かった過去を持つ。
調査会社の社員で、依頼を受けて「嗤う男」の正体を特定したが、あえて報告しなかった。
大勢の人がいる場所が苦手で、趣味は焼酎のロックを飲みながらの読書。

無敗の相場師Q
テンと同じ証券会社の女性社員で、元は顧客の資産コンサルティング部署にいた。
社長の指示を受け、会社の資産運用部署、通称アルカディアを創設した。
「嗤う男」との仕手戦では、約定させないシステムを駆使、相手方の資金を疲弊させた。
端正な顔立ちで無敗のクイーンと呼ばれている、好きな言葉は天上天下唯我独尊。

無敗の相場師K
地方の貧農の家に生まれたが、成功を求めて上京した。
最後の相場師に長年、師事し、バブル相場で巨額の資産を手に入れた。
巨額の資産を元に金融情報会社を設立、後にアルカディアを有する証券会社にする。
現在は会長職にあるが、相場を読む力は衰えてはいない巨躯の男。

無敗の相場師A
大学入学後に、実家が全焼し家族全員を失った若き無敗の個人投資家。
天涯孤独となってから、株式投資での資産運用の必要に気づく。
本人は気づいていないが、容姿端麗で多くの女性を惹きつける魅力をもつ。
都内の大学に通っている大学生で、通称、天使の笑顔をもつ男。

以上が5人の無敗の相場師「ロイヤルストレートフラッシュ」である。
では続けて、他の登場人物も紹介するw

証券会社の社長
一介の社員であるQに、会社の資産運用を任せた証券会社の社長。
会長には頭が上がらないようで、会長が来たときは常に直立不動でいる。
Qのリーマンショック前の元本引上げを瞬時に見抜くなど、洞察力には長けている。
破綻した大手証券会社の元エリート社員で、「嗤う男」とは同期だった。

証券会社の社長室秘書
社長のスケジュール管理を主業務としている女性社員。
社長直轄の部署であるアルカディアの召集の役目も担っている。
容姿端麗な者が多いせいか、入れ替わりは激しい。
「嗤う男」の策略にはまり、アルカディアの情報を漏洩させてしまう。

アルカディアメンバー
普段は配属された部署で働いている女性社員たちから構成されている。
Qからの召集があると、アルカディアに集まり、トレーディングを行う。
結婚退社や産休を迎えると、各メンバーが後任に引継ぎを行う。
テンを含めたアルカディアメンバーの定員は、常に10名である。

情報システムの男
元ハッカーで、現在はアルカディアを含む社内システムを担当している。
大学生の頃、大手企業への不正アクセスで罪に問われ、家族が離散した過去を持つ。
「嗤う男」の不正アクセスにいち早く気づき、取締役会で報告した。
無敗のクイーンの依頼を受け、約定させないシステム「シンプルプラン」を構築した。

取締役兼営業責任者の男
三流大学卒で、創業間もないアルカディアを有する証券会社に入社した。
「嗤う男」の不正アクセスに対し、無敗の相場師Jの勤める会社に自費で調査を依頼した。
高校時代は、サッカー部のゴールキーパーだった。
自称、時代遅れの男。

ラフな男
世界有数の保険法人に勤める、ラフなノンフレームメガネの男。
取締役兼営業責任者の男とは高校時代の同級生。
高校時代は、サッカー部のフォワードだった。
取締役兼営業責任者の男の依頼を受け、無敗の相場師Jの勤める調査会社を紹介する。

調査会社の社長
太った体躯の持ち主で、無敗の相場師Jが勤める調査会社の社長。
実は無敗の相場師Jの調査能力を評価している。
元はラフな男が勤める世界有数の保険法人の敏腕社員だったという噂がある。
お金には目がなく、口癖は「お客様は神様だ」

調査会社の女性社員
無敗の相場師Jが勤める調査会社の女性社員。
父親はアルカディアを有する証券会社の社長。
父親が勤めていた大手証券会社の破綻後に両親が離婚、今は母親と2人暮らししている。
幼い頃、若き頃の無敗の相場師Kとともに、いじめに立ち向かった過去をもつ。

嗤う男
破綻した大手証券会社の元エリート社員だった男。
大手証券会社では、アルカディアを有する証券会社社長と同期でライバルだった。
破綻後、外資系の証券会社に入社、取締役まで登りつめる。
証券会社社長へのライバル心から仕手戦を仕掛けたが、アルカディアの前に敗北する。

定食屋の女性店主
無敗の相場師Jが、数年前に通っていた定食屋の女性店主。
無敗の相場師Jと、初詣や温泉に一緒に行くなどしている。
男女の仲だと思われるが、現在、2人がどのような関係にあるのかは不明。
料理上手でよく笑う女性、無敗の相場師JとAのよき理解者でもある。

「銘柄を明かさない理由R」の執筆は、完全に自身の趣味である。
次回のストーリーはまだ白紙で、これから彼らにヒアリングする予定であるw