2016年6月26日日曜日

偉大なる相場師に学ぶ ジョン・テンプルトン

誰でも「相場師」になることはできる。
「相場師」として成功するためには、学ばなければいけない。
学ばずに相場を張っても、失敗することは歴史が証明している。
幸いにも偉大なる相場師達は、我々に数多くの教訓を残してくれている。

米国にジョン・テンプルトンという相場師がいた。
オックスフォード大学で法律の学位を取得、証券会社に勤務する。
後に投資顧問業を開始、その後、自らファンドを設立し大きな財を成した。
彼はウォール街の伝説的なファンドマネージャーとなり、テンプルトン財団を設立する。

彼の10の投資理念は以下である。
「実利を目指して投資する」
「偏見を持たない」
「大衆の深追いをしない」
「マーケットは常に変化する」
「人気株を避ける」
「過去の誤りに学ぶ」
「悲観で買い楽観で売る」
「価値ある掘り出し物を見つけ出す」
「世界中を探す」
「すべてを知ることはできない」

また彼は以下の言葉も残している。
「相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」
悲観相場では、誰もが終わりの始まりだと考える。
だが、悲観相場こそが上昇相場の始まりであることを、この言葉は教えてくれている。