2016年7月30日土曜日

老後に困窮する会社員の特徴

家庭環境などの要因がなくても、老後の生活に困窮する人がいる。
大手企業に勤めていたにも関わらず、老後の生活費が残せなかった人たちである。
なぜ、彼らは高給を得ていたにも関わらず、老後の生活に困窮するようになったのか。
答えは、無知だったからだとみているw

経団連が実施した「2014年昇給、ベースアップ実施状況調査結果」がある。
調査の結果、月例賃金の引き上げは、額で6,788円、率で2.2%だった。
総務省統計局の平成22年基準消費者物価指数という統計がある。
2014年の総合物価指数は前年比2.7%であるw

年収は増えたが、物価はそれ以上に騰がったのである。
つまり、2014年は大手企業に勤めていた人の多くが、給与だけでは減収だったのである。
今もそうだが、配当利回りが総合物価指数の上昇率を上回る株は多くある。
ところが、ほとんどの人は、このことに気づいていないw

日本証券業協会の「証券投資による全国調査(平成27年)」の結果がある。
証券投資の必要性についての質問に対する回答は以下である。
「必要だと思う」23.7%、「必要だと思わない」75.8%
回答者の4人中3人が、必要だと思っていないのであるw