2016年12月4日日曜日

【コラム】下落相場、原因わかれば怖くない

自身は他の人も儲かっているのをみると、嬉しく思う。
昨日、ひさびさに多くの人の株ブログを拝見させていただいた。
下落時に仕込めている人の少なさに驚いた。
今年の相場は、絶好の仕込み時期があったにも関わらずである。

少し早いが、今年の相場について解説する。
今後の参考にして頂ければ、嬉しく思う。
下図は日経平均株価の2年チャートである。
今年の仕込み時期は2月、6月、7月であり、自身が仕込んだ時期でもあるw

6月の下落は、国内に何ら影響のない英国EU離脱に、相場が過剰反応したにすぎない。
問題は、なぜ2月と7月に大きく下落したかである。
個人投資家の半数以上は、信用取引を行なっている。
信用取引とは証券会社から金を借りて、株を売買することである。

信用取引には返済期間があり、6ヵ月後には返済しなくてはならない。
2015年8月に日経平均が大きく下がった。
このとき、多くの投資家が信用取引で買い向かったのである。
その後、年末から下落が始まり、売りが売りを呼ぶ展開になった。

やがて、返済期限の2月となり、強制的に損失を確定させられたのである。
年初の下落時にも、多くの投資家が信用取引で買い向かった。
ホールドし続けた結果、6ヵ月後の返済期限である7月を迎える。
強制的に損失を確定させられた結果、大きく相場が下落したのである。

相場が大きく下落したとき、多くの信用買いが入る。
6ヵ月後に大きく下がるのは、信用買いの返済によるものである。
自身は信用取引口座を開設していないし、開設する予定もない。
借金してまで株を買おうとは思わないし、何らメリットがないからであるw