2017年2月11日土曜日

【エッセイ】売るべし買うべし休むべし

年中、売ったり買ったりしていなければ気のすまない人がいる。失礼な言い方だが、そういうやり方で儲かっている人はいないのではないだろうか。株式投資に売りと買いのどちらかしかないと思うのは誤りで、休むことも大切な要素であると説くのが、この「売るべし 買うべし 休むべし」である。「売り買い休みの三筋道」とか「休むも相場」等ともいう。
だいたいが人間は欲と道連れである。相場で利益を上げれば「もっと取ってやろう」と思い、損をすれば「今度は取り返そう」と、常に売ったり買ったりしてしまいがちだ。こういう心理には、知らず知らずにおごりと焦りの気持ちが入り込んでいる。この2つが、共に相場には大禁物であることは前にも述べた。むろん結果は歴然であろう。損得に関係なく、一つの売買が終わったら一歩退いて市場の環境や相場の動向、そして天下の形勢をゆっくり眺め回す余裕を持つ。この間に目のくもりを払拭し、心身のコンディションを調整し、同時に投資資金を整えて、次の機会に備えるわけだ。
とにかく株式投資で無理をすれば、必ず敗れる。何らかの制約をおしてまで株式投資をする愚は避けることだ。「眠られぬ株は持つな」「命金には手をつけるな」という格言もある。また「つかぬときは止めよ」ともいう。ウォール街にも「疑わしいときは何もするな」という格言がある。いずれも、そういうときは出動を取りやめて、いったん休みなさいと教えている。
(日本証券業協会ホームページより)

自身は昨年末に元本を引上げ、普通口座に資金を待機させている。
タダ株しか保有していない、いわゆるノーポジションだ。
まさしく「売るべし買うべし休むべし」の「休むべし」である。
上記にあるように、休むことで相場を眺め回す余裕ができるw

株を保有していないと、利益を得ることができないと思われている。
自身は昨年末、9101 日本郵船㈱20,000株を天井で売った。
自身が売った後、9101は順調に下がり続けている。
いずれ株価が底を打ったら買い直すので、利益を得ているようなものであるw