2017年5月25日木曜日

【投資手法】株式投資には3つの利益がある

株式投資に、2つの利益があることは広く知られている。
売買に伴う譲渡益、キャピタルゲイン。
出資した見返りに得る配当、インカムゲイン。
だが、もう1つの利益があることは、意外と知られていないw

もう1つの利益とは、企業の成長に伴い得ることができる利益である。
本来の株価はBPS(1株当たり純資産)で、計算式は純資産÷発行済株式数。
純資産100億円の企業が1億株発行していれば、BPSは100円になる。
株価が100円より安ければ割安株、100円より高ければ割高株になるw

黒字企業の場合、当然ながら純資産は増え続ける。
するとBPSは上昇、割安株はより割安になるのである。
企業の創業者は、企業の成長に伴い得た利益で莫大な資産を築いているのである。
では我々、個人投資家はどうすれば企業の成長に伴う利益を得ることができるのかw

答えは簡単で、倒産しない大手優良企業の株を長期に渡って保有すればよい。
例えば、自身の保有するタダ株に、8316 ㈱三井住友フィナンシャルグループがある。
8316の昨年度BPSは6,526.47円、今年度BPSは6,901.67円、騰落率は+5.7%になる。
売買しなくても保有し続けるだけで、配当を上回る利益を得ることができるのであるw