2017年6月26日月曜日

【コラム】株式ギャンブル論とAI

先日、ある方がオススメする本を読んだ。
オススメされたのは、会社員の生き方に関する本。
ある程度の年齢に達したら、仕事以外のことを大切にしなさいという内容である。
この手の本は内容が薄い、よって立ち読みで読破したのはいうまでもないw

基本の主張、仕事以外のことを大切にしなさいは理解できるし、異論はない。
だが、株はFXと同じギャンブルなので働くことが大事という主張があった。
しかも、機関投資家や外国人投資家に、素人はカモにされるだけだと述べていた。
立ち読みしていて、声に出して笑いそうになったが、ガマンしたw

株の基本は「安く買って、高く売る」だ。
言い換えれば「高いときには買わず、安いときに買う」だけなのである。
ちなみに、最近は自ら売買するトレーダーが少なくなったらしい。
証券会社では、ほとんどがAI(人工知能)を使ったトレードらしいw

AIが株価を予測し、予測が外れたら自動的に損失を確定する。
わずかな利ざやを稼ぐために、休むことなくシステムを走らせている。
株は、本来の株価(BPS)より高いときには買わず、安いときに買う。
買わないという選択肢がない彼らは、自身からすると実に哀れな存在であるw