2017年10月1日日曜日

【コラム】上手い投資家にマネー雑誌の取材が来ない理由

情報化社会の現代、誰もが相場に関する情報を容易に入手できる。
情報入手という点では、もはやプロとアマの差はないといっても過言ではない。
そもそも相場の動向は、情報で決まるものではない。
経済の動向や世界情勢による人々の恐怖と欲望によって決まるのであるw

この時代、誰もが投資ファンドを上回るリターンを残せる可能性がある。
投資ファンドのリターンを上回る個人投資家は、自身も含め少なからず存在する。
ところが、自身たちのような個人投資家がマネー雑誌などで紹介されることはない。
なぜなら、マネー雑誌のスポンサーにとってメリットがないからであるw

マネー雑誌のスポンサーは、証券会社や金融商品を扱う会社である。
証券会社や金融商品を扱う会社の収入は、取引に伴う手数料だ。
ところが、投資ファンドのリターンを上回る個人投資家は長期保有である。
数年にわたって保有することはザラで、取引回数は驚くほど少ないw

自身たちの投資手法が広まると、証券会社や金融商品を扱う会社は儲からない。
したがって、自身たちがマネー雑誌などで紹介されることはないのである。
えっ、ウソだろうって、ウソだと思うならマネー雑誌を読んでごらん。
紹介されているのは、短期売買の投機家か、積立投資の信仰者だけだよw