2017年10月10日火曜日

【コラム】偉大なる相場師の教えは人生観を変える

自身は株式投資を始めるに当たって、多くの本を読んだ。
ベンジャミン・グレアム氏の「賢明なる投資家」、福澤桃介氏の「福澤桃介式」
本多静六氏の「私の財産告白」、是川銀蔵氏の「相場師一代」などなど。
これらの本は、自身の人生観に大きな影響を与えてくれたw

本を読めばわかるが、彼らは特殊な能力をもっていた訳ではない。
生まれ育った環境や運がよかった訳でもない。
彼らが他の人と異なっていたのは、物事に対する考え方である。
多くの人が考えることと、異なる考え方ができたのであるw

例えば「福澤桃介式」に、福澤桃介氏が半生守ってきたことがある。
「自分を世界で一番、偉いと思え」
「自分を世界で一番、幸福者と思え」
福澤桃介氏は続けて、こう述べているw

「グレーテストマンであると同時にハッピエストマンであることを思ったならば、
悲しむことも、落胆することもない。そしてますます自分を向上させることができる。
これはいわゆる悟道論のようなもので、いわば悟りに入ったのである。
私は、いつもそのように考えることが必要だと思っている」w

多くの人は、結果で幸福か否かを判断しようとする。
「資産がいくらあれば幸福だ」、「生活レベルが高ければ幸福だ」などなど。
だが、人生は山あり谷ありで浮き沈みが激しい。
どのような局面においても、幸福だと思えれば、これほど幸福なことはないw

貧乏になったり、重病であったりしても、己を幸福にさせるためだと考える。
そのような境遇に遭わせることによって、幸福へと導くのだと考える。
自身はこれらの教えを知ってから、世界で一番、偉い幸福者だと思うようになった。
ちなみに自身は無宗派で、怪しい宗教の勧誘ではないので安心されたいw